やまもも、と言えば、高知の県花で実もおいしい南国らしい植物です。
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でも、高知県の小学生たちは、「やまもも」と聞くと、
「詩集のことやろ?」という子たちも多いのです。

それは今年で40集が発表された、高知新聞社発行の
高知県こども詩集『やまもも』があるから。

詩集『やまもも』応募の締め切りが近づくと、
小学校では授業中や宿題として『やまもも』に応募する詩を書く時間ができます。

そこには「入選したら本になるよ~~!」と先生に言われ、
「よっしゃ~~」と、小さいハートで頑張る小学生たちの姿があるのです。
競争が激しいので、めったなことでは掲載なぞされないのですが・・・

今でも高知新聞では、「やまももタイムカプセル」というコーナーがあり、
昔のすてきな詩が紹介されています。

「やまもも」第24集の橋上小学校の生徒さんからの作品に
イラストがつけられて掲載されていましたので、紹介しますね(24番目の詩です)。
http://www.geocities.jp/onstage0104/illust/main
無題

先生のひみつ
橋上小三年 後田 なつみ

わたしとかほちゃんと、
なわとびをかしてもらいに行った。
先生はいんさつ室で
プリントをすっていた。
すりながら先生は
けしょうをしていた。

めがねをとって
ほっぺたをたたいていた。

先生はけしょうをやっても
顔の色がかわらなかった。

でも、先生の努力のひみつがわかった。

先生も、
いろいろなこと
努力しているんだなあ。

☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚

素敵な詩というのは、力が抜けている自然体のものが多いですね。
友達たちも私も、意気込みすぎたのかもなあ!

今年の5月には、第40集が出版されました
掲載詩は348篇。
これだけの数の子どもたちの考えていることが、一度に分かるなんて楽しい詩集ですね。

今回の応募は高知県内205校から、8,402編。ということは・・・

4パーセントの掲載確率です!

『やまもも』には、子どもたちのちょこっとした落胆と、
喜びのドラマも詰まっているのです。

<情報>
高知県こども詩集やまもも第40集「また あいたくなった」発売 (税込み1,500円)
(2016.05.24高知新聞記事)
https://www.kochinews.co.jp/article/23652/