先日のお祭りのとき、皆で頂いた皿鉢(さわち)が立派だったので、
写真に撮りました。
皿鉢(さわち、さーち)は高知の郷土料理。
お寿司も、おかずも、おつまみも、甘いお菓子も、果物も
隣に何があるかは気にされず、何でもいっしょにのっかってきます。
魚ずしは必ずどこかに入っています。

IMG_9080
おしくらまんじゅうのように、ぎゅーぎゅーと詰められたおかずたち。
目移り、する、する!
それが皿鉢の楽しみです。

この日は、刺身の皿鉢とにぎり寿司の皿鉢もありました。

以前は、結婚式の披露宴の料理も皿鉢のことがよくありましたね。
一人ひとり別に用意されているわけではないので、
いきなりお客さんが増えても大丈夫。
子どもも「こいや」と気軽に披露宴に呼んでもらえました。

食べものが楽しみなら、できるだけ早い時間にいく。
遅くいった人は、残ったもので楽しむ。
今考えると、その気楽さもなかなかいいものですね。