公民館の黒板に貼られていたお知らせに、思わず足を止めました。
え!この監督が宿毛へ来られるんだ!



山口県に計画がある上関原子力発電所に反対し続ける小さな島民の暮らしを撮った作品は、
大変有名になったので、DVDで鑑賞したことがあります。

この初監督作品で、「シチリア環境映画祭で最優秀賞」を受賞。

その後制作された『ある精肉店のはなし』は、まだ拝見したことがないのですが、
この映画も「文化庁映画賞文化記録映画部門大賞」を受賞するなど、
その作風に注目が集まっている映画監督・纐纈(はなぶさ)あやさんです。


難しいトピックを扱いながらも、人の暮らしに密着して撮ることで、クスッと笑える場面や、
登場人物の家族や友達ではないと感じられないような
「いつもの」空気がただよう作品をつくられています。

時折、映像の中に明るく質問される監督さんの声が聞こえることも。


このような作品をつくられる方は、どんな方なんでしょうね。
宿毛へようこそ!

無題8
『祝の島(ほうりのしま)』 ウェブサイト
https://www.hourinoshima.com/
(予告編)https://www.youtube.com/watch?v=fn2qN9kp204
無題7
『ある精肉店のはなし』 ウェブサイト
牛を育て、精肉にし命を頂くことを仕事とする家族。
職業に対する差別や、生の本質とは何か、について問う作品。
https://www.seinikuten-eiga.com/
(予告編)
https://www.youtube.com/watch?v=vB6BzTRSB98


☆*゚ ゜゚*☆ より詳しいイベント情報 ☆*゚ ゜゚*☆

第44回 「部落差別をなくする運動」強調旬間に係る記念講演
「いのちを食べて いのちは生きる」
纐纈あや氏 (映画監督)

10年に上関原子力発電所に反対し続ける島民の暮らしを映し撮った映画
「祝の島(ほうりのしま)」を初監督。シチリア環境映像祭で最優秀賞受賞。
大阪貝塚市の北出精肉店の家族の暮らしを描いた2作目『ある精肉店のはなし』(2013年)
は平成26年度文化庁映画賞文化記録映画部門大賞受賞。
現在は日本の移り行く時代の中で消えかかっている人々の営みを映像に撮り続けている。


日時: 7月15日(土)9:30~
(午前9:00受付、9:30~開会、9:40~講演開始、11:40~啓発パレード)
場所: 宿毛文教センター


入場無料、要約筆記有、手話通訳有
主催: 宿毛市、宿毛市教育委員会、差別をなくし人権を守る会
問い合わせ: 宿毛市人権推進課 ☎62-0225

(宿毛市ホームページより)
 7月10日~20日は「部落差別をなくする運動」強調旬間です。
 人が人らしく生きるために、人権の視点に立ち、偏見に縛られず、
お互いを認め合いながら、正しい認識と理解を深めていくことが大事なのではないでしょうか。
 宿毛市では、一人ひとりの人権が尊重される社会を目指し、
人権問題に対する認識を深めるとともに、人権意識の普及高揚を図るため、
7月15日(土)に記念事業を行います。
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。